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ソニーの井原副社長の講演会! くにびきメッセで開かれた、先端科学技術講演会でのお話「ソニーにおけるグローバル成長戦略」では、撮影禁止の場面もありでした! [■ ソニースタイル]

ふろすです。遅くなりましたが、続き、ソニーの井原取締役代表執行役副社長のお話、についてです。


くにびきメッセの国際会議場で開かれた、
第5回先端科学技術講演会で、ソニー株式会社の井原副社長が講演

 もう、ほんと、お仕事お休みとって行っただけはありました。こんな間近でお目にかかることはなかなかない方ですもんね。
 前日には新しいブラビアの記者発表も行われたということですから、そんな方です。(*^_^*)

ソニー、9.9mmの超薄で40V型の液晶テレビ「BRAVIA」ほか8機種(アサヒコム2008年8月28日)
・・・発表会で井原勝美・代表執行役副社長は「今回のブラビアでは“世界初”を目指した。最先端の技術、機能を導入した、力の入った商品で我々としては自信がある。今後発表するブルーレイディスクなどの新製品と合わせ、今年の年末商戦でもソニーのコンシューマープロダクトは力強い製品を用意している」と、力を込めた。

頼もしいです。(*^_^*)

9.9mmの超極薄モデルも--ソニー、新「BRAVIA」4シリーズを発表(毎日jp 2008年8月28日)
 ・・・発表会の冒頭に挨拶を行った代表執行役副社長コンスーマービジネスグループ担当の井原勝美氏は「2007年度は史上最高の売り上げと利益を記録することができた。これを受け2008年は製品を進化、拡充し、本当に喜んでいただける製品を出す時期だと考えている。秋冬商戦に向け、各カテゴリの新製品を発表していくが、今日はこの先陣にあたるBRAVIAをご覧いただく。力を込めた自信ある商品になった」と新製品を紹介した。・・・

かっこいいです。(*^_^*)



ということで、講演会の内容について、かいつまんで触れていきたいと思います。

・高校まで島根で過ごす

子育てするには島根は非常にいい環境である、子供の頃に質実剛健といった考え方が身についている。
小学校6年?から大学までバスケをした。高校2年ではインターハイで4位になるくらい、松江北校は強かった。

・ハンコックよろしく(*^_^*)

自分の担当はコンシューマーだが、ソニーとしては他にも部門があって、ソニーピクチャーは映画をやっている。ハンコックというのがまもなく始まるが是非見て欲しい。

・ソ連中近東中国・・・ソニーの売り上げが伸びている

新しい技術の実験場としてなら日本はいいが、日本ではグローバル経営がドライブされない。

・TV34% DI28% VAIO19% Audio14% Video4%

2007年の売上高の割合。DIはデジタルイメージング・カメラ部門。

・個・群・新・人がコンスーマービジネスの基本戦略

 数年前にあった、conservativeなソニーの反省から考え出した戦略。
個・・一つ一つの製品が戦略を持って強くなること
群・・商品がつながって強みを増す
新・・新しいことへのチャレンジ
人・・人材・組織の活性化

・ハイビジョンハンディカムTG1等の魅力ある製品を作るためには

高密度・熱処理・高剛性・ディバイス(レンズ) こういった技術が必要。

HDR-TG1

・スマイルシャッターは余計なお世話?

といわれることもあるが、スマイルはスーパーコンピューターでものすごくたくさんの笑顔をデータベース化し、それを元に処理している。

・ビデオの上映・・・矢沢さんが「もったいない」というシーン

つまり、いろいろな機器がつながらないともったいない、ということ。
SD画像からHD画像へ、様々な製品をシフトしていかないと行けない。それを簡単便利に提供する。

・e-Readerは日本の権利関係で出すのが難しい

アメリカでだけ展開しているe-Reader(電子ペーパー)、表示を変えないときは電気を食わないのですごい省エネルギー。
この森林資源の枯渇が問題になっている時代に、一戸一戸毎日新聞を配る、これをインターネットから読み取って電子ペーパーで見ればいいじゃないか。
ただ、日本では権利の処理で時間がかかっていて発売に至っていない。が将来、インターネット接続機能も持たせた商品で売り出したい。

・ソニエリは双方のよいところがうまくつながった、いいモデルになった

ソニーエリクソンを立ち上げたが、当時、病人と病人が結婚してうまくいくわけないと揶揄された。が、互いのいい面だけがうまく融合されるよう、みんなががんばり、成功した。こんなモデル、ウィニングフォーミュラだといって進めてきてよかった。

・成功するには、信念 と 健康体 と 親の理解

思ったことをやり遂げるためには、自分自身に信念を持つことと、健康体であること、そして親会社が理解してくれること、が大事。

・人材育成に、井原塾、systematic job rotation

 井原塾では、1,500人くらいの事業部門ごとに一番優秀な10人ぐらいを出させ、全体で30人くらい、1年間毎月1回2日程度ずつ、研修をする。
 二つの岩にたとえる。一つは自分のよく知っている部門、指示を出せばその通り動き、思ったモノが作れる世界。もう一つは自分のまだよく知らない世界、自分が直接指示を出せない、人を介してしか思ったことを進めることができない。
 この自分のよく知っている岩から知らない岩にうまく移れない人がたくさんいる。マネジメントバレイとよんでいるが、そこにドボンドボンと落ちていってしまう。
 その自分に足りないモノを発見する方法論を学ぶ塾。

・島根で労働集約型はグローバル企業で成り立たない・・・

(島根で起業するなら、という質問に答えて)日本人1人の賃金で中国で70人、ベトナムで100人雇える。アッセンブリでは勝負できない。が、キーディバイス、キーテクノロジーの部品を作るエンジニアがすぐ近くにいる、という必要性があるモノなら可能性が高い。技術の上流、イノベーションが必要。


というような点がふろすの勉強になったお話です。

ほんとはまだまだメモして帰ってますが・・・・内緒ってことで。(;^_^A


いやー、ほんと、いい講演会に参加できてよかったです。








・・・ただ、残念ながら、カメラを持って行かなかったんです。携帯で1枚とったら、結構音が響いちゃって(;^_^A


ということで、早くサイバーショットT700、発送されないかなぁ。(*^_^*)


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