息子(5歳)がけいれん。救急車のお世話になりました/// [● ブログ(日記)]
ふろすです。記事にしようか迷いましたが、けいれんへの対処法の事をお伝えしないとということで。
今は落ち着きましたが、息子(5歳)が先日、救急車で運ばれました。
朝6時に「けいれん」というか「ひきつけ」というか、とにかく布団の中でいきなり妙な言葉を発したかと思うと、手足が硬直した状態で、全身が激しくがたがた震えて、白目を剥いた状態が1分近く続きました。特に、口の震えはひどく、舌が切れるのではないかと思うぐらいで、実際、少し血の混じった泡を吹き始めたので、あわてふためきました。
その後、発作は治まったんですが、今度は呼びかけても反応が無く、妙な方向を見ている状態で、無言。すぐ、近くの総合病院に電話すると、当直は今 外科医師しかいないので、十分な対応が出来ない、と断られ、救急車を呼ぶことに。
そして、車で20分のところにある、県立中央病院に搬送してもらい診察。そのうちに息子も反応するようになり、声も出るようになりました。
診察の結果としては、たぶん熱性けいれんだろう、ということになりました。ただ、脳が原因でけいれんになる場合もあり、そうであればかなり危険なので、2度目のけいれんや手足の麻痺が出てないか、注意深く見ることにし、後日また診察しましょう、ということになりました。
いまのところおちついていて熱も下がり、このまま、ただの熱性けいれんで終わってくれたらいいなぁと思っているところです。
ちなみに、息子に、「救急車に乗ってどうだった?」と聞いたところ、全く覚えていませんでした。いわゆる記憶喪失状態、意識障害だったのでしょう。
以下、けいれんについて、勉強したことを記しておこうと思います。
あわてないこと。
「熱性けいれん」(熱による「ひきつけ」)は6ヶ月から3才くらいまでの子供に多く、4~5才でおこるケースは稀。子供の5~10%は「熱性けいれん」の経験を持つと言われている。
「熱性けいれん」は熱の高いときに起こるのではなく、高くなるときに起こるので、暑がっているのに布団を掛けたり、暖房を使ったりするのはよくない。
また「熱さまし」を使って熱を下げても、「熱さまし」が効かなくなったときに急激に体温が上がり、「けいれん」を起こしやすくなる。熱さましでは「けいれん」は止められませんし予防もできない。
手足が冷たく、体が熱いときは「さむけ」の時期で、これから熱が上がるところ。よって「けいれん」を起こす可能性が高い時期なので、「けいれん」を起こしたときに必要になる時計を用意し、子供から目を離さない。そして、子供がリラックスできるように、親も、いらいらしないことが大切。
「けいれん」が起こったら
1.時計を見る(「けいれん」の持続時間を見ておく)。
2.衣服をゆるめる(首回り、上着、ベルト)。
3.体、顔などを軽く横に向ける。(「けいれん」中の吐物が気管に入らないように)
4.静かな環境を作る。
子の名前を叫ばない。揺すらない。
昔は舌をかむといけないからとタオルや割り箸を口に挟むのは危険。舌を咬むことよりも挟んだ器具を噛みちぎったり器具の挿入でかけた歯が気管に入ったりする事の方が頻度が高く、生命に対する危険が高いので絶対にしない。騒音や強い光はさける。
5.「けいれんの薬」(座薬)があれば使用。
6.「けいれん」がおさまるまで「けいれん」の状態を観察。突っ張っているのか、ガクガクしているのか、手足の状態は、のばしているか、曲げているのか、それらが左右対称であるか、白目を出しているか、目の向きはどうかなどなど。
多くの場合は5分以内におさまる。
その後、早く医師の診断を受けること。
慌てないこと。静かにすること。横向きにすること。症状をよく観察すること。
そして病院に行くこと。
割とよくあることのようですので、もしお子さんがけいれんにかかられたら、以上のことを気をつけて冷静に対処されるよう、ご案内いたします。
・・・とても心配しました。今日の診察でも、大丈夫だったようで、ほっとしました。
朝6時に「けいれん」というか「ひきつけ」というか、とにかく布団の中でいきなり妙な言葉を発したかと思うと、手足が硬直した状態で、全身が激しくがたがた震えて、白目を剥いた状態が1分近く続きました。特に、口の震えはひどく、舌が切れるのではないかと思うぐらいで、実際、少し血の混じった泡を吹き始めたので、あわてふためきました。
その後、発作は治まったんですが、今度は呼びかけても反応が無く、妙な方向を見ている状態で、無言。すぐ、近くの総合病院に電話すると、当直は今 外科医師しかいないので、十分な対応が出来ない、と断られ、救急車を呼ぶことに。
そして、車で20分のところにある、県立中央病院に搬送してもらい診察。そのうちに息子も反応するようになり、声も出るようになりました。
診察の結果としては、たぶん熱性けいれんだろう、ということになりました。ただ、脳が原因でけいれんになる場合もあり、そうであればかなり危険なので、2度目のけいれんや手足の麻痺が出てないか、注意深く見ることにし、後日また診察しましょう、ということになりました。
いまのところおちついていて熱も下がり、このまま、ただの熱性けいれんで終わってくれたらいいなぁと思っているところです。
ちなみに、息子に、「救急車に乗ってどうだった?」と聞いたところ、全く覚えていませんでした。いわゆる記憶喪失状態、意識障害だったのでしょう。
以下、けいれんについて、勉強したことを記しておこうと思います。
「けいれん」になった場合
あわてないこと。
「熱性けいれん」(熱による「ひきつけ」)は6ヶ月から3才くらいまでの子供に多く、4~5才でおこるケースは稀。子供の5~10%は「熱性けいれん」の経験を持つと言われている。
「熱性けいれん」は熱の高いときに起こるのではなく、高くなるときに起こるので、暑がっているのに布団を掛けたり、暖房を使ったりするのはよくない。
また「熱さまし」を使って熱を下げても、「熱さまし」が効かなくなったときに急激に体温が上がり、「けいれん」を起こしやすくなる。熱さましでは「けいれん」は止められませんし予防もできない。
手足が冷たく、体が熱いときは「さむけ」の時期で、これから熱が上がるところ。よって「けいれん」を起こす可能性が高い時期なので、「けいれん」を起こしたときに必要になる時計を用意し、子供から目を離さない。そして、子供がリラックスできるように、親も、いらいらしないことが大切。
「けいれん」が起こったら
1.時計を見る(「けいれん」の持続時間を見ておく)。
2.衣服をゆるめる(首回り、上着、ベルト)。
3.体、顔などを軽く横に向ける。(「けいれん」中の吐物が気管に入らないように)
4.静かな環境を作る。
子の名前を叫ばない。揺すらない。
昔は舌をかむといけないからとタオルや割り箸を口に挟むのは危険。舌を咬むことよりも挟んだ器具を噛みちぎったり器具の挿入でかけた歯が気管に入ったりする事の方が頻度が高く、生命に対する危険が高いので絶対にしない。騒音や強い光はさける。
5.「けいれんの薬」(座薬)があれば使用。
6.「けいれん」がおさまるまで「けいれん」の状態を観察。突っ張っているのか、ガクガクしているのか、手足の状態は、のばしているか、曲げているのか、それらが左右対称であるか、白目を出しているか、目の向きはどうかなどなど。
多くの場合は5分以内におさまる。
その後、早く医師の診断を受けること。
慌てないこと。静かにすること。横向きにすること。症状をよく観察すること。
そして病院に行くこと。
割とよくあることのようですので、もしお子さんがけいれんにかかられたら、以上のことを気をつけて冷静に対処されるよう、ご案内いたします。
・・・とても心配しました。今日の診察でも、大丈夫だったようで、ほっとしました。
こんにちは。
無事でよかったですね。
娘も同じ症状が出たらと考えてしまいました。
とても勉強になりました。
ありがとうございますぅ。
by くまにぃ (2007-02-19 15:08)
無事でよかったですね、nice!です。
ウチは自分が子供の頃、よくあった話らしく、
自分の子供がけいれんを起こしたときも、
私の両親がいたおかげであわてることなく対処できました。
そうですね、まずはあわてないことですね。
お大事に~。
by hidex (2007-02-19 15:44)
>子供がリラックスできるように、親も、いらいらしないことが大切。
↑全てのことに通じる言葉ですね。
私は子供を持っていないけど、
逆に両親が何かあった時、この言葉を思い出すことにします。
by sundayblue (2007-02-19 16:46)
本当に無事で良かったですね。
うちの子も、けいれん経験しました。(無熱性のを年に数回)
親としては、状態観察と時間計るくらいしかできなくて悔しい思いを何回かしました。
目の前で子供が苦しんでいるのは、本当につらかったです。
by うーちゃん母 (2007-02-19 16:47)
先日、ブログクルーザーの方で教えていただいて、心配していましたが、
お子さんも今は落ち着いていらしゃるとの事で安心しました。
それにしても、冷静にきちんと対応されているふろすさんを尊敬します。
その上、ご自身の経験をふまえたアドバイスを下さるなんて、すごいです。
私の娘もちょうど「痙攣を起こしやすい年頃」なので、大変参考になりました。
ありがとうございます。
by 蔵三 (2007-02-19 19:51)
まずはお子さんご無事で何よりです。
うちはまだ子供はいませんが、今後の為にメモしておきます。
とにかく慌てず、冷静沈着って事ですね。
by (2007-02-19 20:52)
ふろすさん、あわてふためきつつも、迅速な判断でしたね。nice!です。
泡を吹いたときは、相当危険な状態のようですので、迷わず病院というのは、正解だと思います。
何はともあれ、無事だったので一安心です。
by Riever (2007-02-19 21:41)
いや~、そんなことがあるんですか、恐ろしいですね~。
自分らの年齢だったら、脳卒中でポックリいってしまう
それくらい衝撃的な症状ですよね。
呼びかけても反応がない・・って親としたら、
心臓が止まっちゃうくらいの出来事でしたね。
なにわともあれ、無事で何よりです。(^_^)
by はまちゃん (2007-02-20 01:12)
ふろすです。くまにぃさん、hidexさん、sundayblueさん、うーちゃん母さん、蔵三さん、シマリスさん、Rieverさん、cazさん、はまちゃんさん、nice!&コメントありがとうございます。
くまにぃさん
何とか、何事もない感じになってきました。
目の前でいきなりけいれんを起こされたので、かなり焦りました。
まずは、皆さんのところでこんなことが起こらないことを祈りますが、もしも、と思い記事にさせていただきました。
ご心配、ありがとうございました。
hidexさん
hidexさんのお子さんもけいれんを起こされたんですね。慌てず対処されたと言うことで、さすがですね。
ふろすはかなり動揺しましたが、救急車を呼んでからはやや落ち着きました。
ありがとうございます。
sundayblueさん
やはり、いらいらしない、ということが大切なんだなぁとつくづく思いました。
うーちゃん母さん、初めましてです。
今の時間アメバブログの定期メンテナンス中で訪問することが出来ませんでしたが、今後ともよろしくお願いします。
まさに目の前で自分の子が苦しんでいるのを見るのはつらいことですよね。
その後、意識がなくなっていたらなおのこと。正直、もうダメかと思いました。
10分、20分して意識が回復してきたときは本当にほっとしました。
蔵三さん
すみません、ブログクルーザーでついお話ししてしまってましたが、ご心配おかけいたしました。なんとか、普通になりました。
冷静に対応・・・いやいや、ちっとも冷静じゃなかったですよ。近くの病院に電話して断られたときは、かなり動揺しました。もう救急車しかない!と判断しましたが、とても冷静だったとはいえないような・・・(;^_^A
という経験から、「落ち着いて」ということをお伝えしないといけないかなと記事にさせていただいたところです。(;^_^A
うちの子5歳はけいれんを起こしやすい年頃からちょっとはずれてたので結構心配しましたが、いまのところ大丈夫そうなので、ほっとしてます。
ご心配おかけしすみませんでした。
シマリスさん
はい、冷静に最善を尽くす、ということが大切だと思いました。
子供では割とよく起こることのようです。参考にしていただければと思います。
Rieverさん
迅速な判断、そうか、結果的には良かったカモですね。
ただ、強烈にふるえている状態のときには口の中になにかを入れないと舌をかみ切るんじゃないかという不安を抱いたりしましたから、近くになにか詰めるもの(タオルとか)があったら、間違った対応をとってしまっていたのかもでした。
泡を吹く場面は かなり衝撃的だったんで、絶対病院、しかも早く、と動いたです。
ご心配おかけしてすみませんでした。
はまちゃんさん
子供だとよくあることのようですが、大人がけいれんを起こすとかなり深刻な状況のようですね。ほんとコワイです。
そうそう、つい大声で呼びかけちゃいましたが、それ、良くないことのようでした。(;^_^A
優しく、落ち着いて話しかけてやることが大事とあとでしって、反省したところです。
ほんと、何はともあれ、無事で良かったです。
by floss (2007-02-20 05:13)
亀レス申し訳ないm(__)m
とにかくご無事で何よりでした(^。^;)ホッ
メール頂いたあと「ほらあの”おたまはん”のウチの・・・」と話したところ、
幼稚園の○○ちゃん・小学校の○○君・児童館の○○ちゃんとまぁ、
出てくるは出てくるは・・・とにかくかなりの人数に上りました。
ウチは運良くまだ未経験ですが、実際にその場を目撃しちゃうと
慌てちゃいますよねぇ・・・
by かつぽん (2007-02-20 12:38)
ふろすです。かつぽんさん、nice!&コメントありがとうございます。
かつぽんさんところも、大変だったみたいですね。おつかれでしょうから、我が身にも気を遣ってくださいませ。
うちの子は、今日は元気に幼稚園に行ったようで、ほっとしております。
そうですね、ふろすも、いろいろ話をしてみたら、割と経験されている方が多いですね。
皆さん一様にびっくりされたようです。
心構えして、慌てない、というのが良いようです。
まあ、病気にかからないのが一番です。
by floss (2007-02-20 22:22)
更に鈍亀レスでホント申し訳ないです。
ホント、ご無事で何よりです。
ちょっと、救急車の文字・見ただけでキュウってしちゃいますからね。
自分も救急車乗った口なのですけど、あれっ、特殊空間ですからねぇ。小さい頃は、憶えてない方が、良いかもです(^^;)
by Virgo (2007-02-22 01:18)
ふろすです。、Virgoさんnice!&コメントありがとうございます。
そういえばVirgoさんもお父様の手術で四国に帰っておられたことがありましたね。あれは・・・一年前ぐらいでしたでしょうか。
救急車には妻が乗り込んで、ふろすは、後から追いかける形になりましたので、あの空間を体験しなかったんですが、そんないいもんじゃないですよね。できれば乗りたくないなぁとおもいます。(^_^;)
健康第一ですね。
by floss (2007-02-22 12:58)